足るを知る

シンプルに生きたい。ただそれだけ。

断捨離の前に…。

今まで色んな本や記事を読んで、ゆる〜りと断捨離してきました。

 

やってもやっても終わらない。

 

自分の理想とする部屋を思い浮かべて〜

 

自分がときめくものだけ〜

 

自分の好き、お気に入りだけ〜

 

自分にとって本当に必要なものだけを残す〜

 

などなど、共通してこのようなことを目にします。

 

ただ、私はえ、理想?(ふわふわしてて言葉にならない)、ときめき?好き?必要?あれ?何やっけなー?と思いながら片づけている間にまたモノが増えていきます。

 

その結果、色々やってきたけど終わらない。一向に片づかない。

 

今日、理由が判明いたしました!!

 

「自分」を知らないから。

 

ただそれだけ。

 

当たり前だけど自分を知る、って難しいのです。

 

自分はどんな人間で、どうやって生きてきたのか。何を頑張ってきたのか。

 

自分は何をしている時が楽しくて、何をするのが嫌いか。いつテンションが上がり、下がるのか。幸せと感じる瞬間、ストレスの原因、解消法。

 

自分は何が好きで、何が嫌いか。

 

自分のことをどう思っていて、どこが好きで、どこがコンプレックスで、その理由は。

 

どんな風に自分が見られたいか。

 

考え出したらキリがない、そんな「自分」についての問いを自分に問いかけ続けて、何故?を3回以上繰り返して、さらに掘り下げる。

 

掘り下げてふと思ったことも徹底的に考える。

 

思考の範囲を広げて、これ以上は無理と思うところを更に超える。

 

そうやって初めて、「自分」についてわかってくるんじゃないでしょうか?

 

過去を見つめ直し、現在と照らし合わせて、やっと未来を考えられる土台ができると思うのです。

 

こうしてやっと、「自分」が確立されて、生き方、スタイルになる。

 

完璧に考えたと思っても、人は変化する生き物だから、1年後、3年後、5年後にその自分像が当てはまるとは限らない。

 

物語が何度も推敲を重ねて完成するように、何度も何度も繰り返し見つめ直さなければならない。

 

そういうものなんだと。

 

少し前まで就職活動をしていました。

 

そこで大切と言われていたことは、まさに自己分析。つまり自分を知ること。

 

自分のことを知って、初めて良さをアピールできるということなのでしょう。

 

断捨離の場合も自分を見つめ、その結果を自分が無意識レベルから幸せになれるように使う。

 

こんなところで思わぬ共通点を見つけてしまいました。

 

しばらく「減らす」作業をやめて、「向き合う」作業をしてみたいと思います。

 

一度にやろうとするから失敗する。慣れるまで少しずつちょっとずつ。

 

急がば回れ。まだ間に合う。

亀の歩みでもいずれはちゃんとたどり着くのです。